皆さんこんにちは、マイライフメモリードットコム管理人のゆうしゃんです。
皆さんは治験をご存じですか?
新薬開発のお手伝いをするお仕事(正確には、ボランティア)が治験です。
別の言い方もあり、治験のことを「臨床試験」とも言います。
まだ国から認可されていない薬を飲み、その後の状況をモニタリングされる。
悪い言い方をすれば人体実験です。
そんな治験ですが、なんと僕。
治験へ参加する機会をいただけたため、勇気を振り絞り治験へと参加していきました。
その様子をレビューしていきたいと思います!
治験を始めるまでの流れ
- 治験被験者募集サイトへ登録
- 気になる地検へ申し込み
- 事前検診(スクリーニング検査)
- 入院(治験開始)
治験を始めるには、上記4ステップが必須となります。
ただ、3番目の「スクリーニング検査」がなかなかのくせ者でなかなか通過することができません。
僕は、4回治験を申し込み、3回はスクリーニング検査にて落とされてしまいました…
どれも治験に参加するための基準はクリアしていましたが、
- ほかにもっと良い健康状態の人がいるから
- 基準はクリアしていたが、抽選で外れた
などが原因でした。
4回申し込みにてようやく参加することのできた治験。
治験実施中はどのようなことが行われているのでしょうか。
気になっている人も多いですよね。
結論から言うと、
治験は、注射嫌いな人には地獄の時間で、それ以外のほとんどの人にとっては天使のようなお仕事です。
ただ、空き時間を楽しめない人は少しつらいお仕事かもしれません。
治験被験者募集サイトへの登録
まず僕は治験へ参加するために、クリニカルボランティアサポートという所へ登録させていただきました。
クリニカルボランティアサポートでは、様々な治験案件を扱っています。
通院タイプの治験もあれば、入院タイプの治験も用意されています。
一口に入院タイプといっても、短期入院タイプのものや長期入院タイプのもの、入院プラス通院タイプの治験というものまであるのです。
まずは治験被験者を募集しているサイトへ登録し、いろいろな案件を眺めてみることから始めると良いでしょう。
事前検診(スクリーニング検査)
さぁ、やりたい治験の案件は見つかりましたか?
早速応募してみましょう。
そして、決められた期日に指定された病院へ行き、スクリーニング検査を受けてください。
スクリーニング検査では主に、
- 身長・体重測定
- 尿検査
- 血液検査
- 心電図検査
- 血圧検査
- 問診
などを実施します。
健康診断をイメージしてもらえば分かりやすいのではないでしょうか。
数ある応募者の中からより健康状態の良い被験者を選別していくのです。
ただ、冒頭部分でも触れたように
このスクリーニング検査がなかなかのくせ者で、なかなか事前検診を通過することができません。
ただ、このスクリーニング検査で残念ながら不合格になってしまったとしても、
交通費として数千円(僕がこの前受けた治験では五千円)をもらうことができます。
そのため、損をすることはないでしょう。
事前検診に合格しても油断は禁物
狭き門を潜り抜け、無事スクリーニング検査に合格。
本被験者になったとしても、油断は禁物です。
なぜなら、予備被験者として当日呼ばれる場合もあるからです。
予備被験者とは、名前の通り予備の被験者。
スクリーニング検査時は体調が良かった本被験者も、入院日当日体調が悪くなってしまうなど、突発的なアクシデントも考えられます。
そのようなときのために、治験参加者の何名かは「予備被験者」として治験に呼ばれることがあるのです。
また、本被験者として治験に呼ばれていたとしても、
最悪の場合当日の健康診断であまり数値が良くなく、予備被験者の方と交代になってしまうこともあります。
そのため、事前のスクリーニング検査に合格したからと言って、
油断してしまってはいけません。
治験中の入院生活は?
さて、お待たせいたしました。
謎に包まれた「治験」ですが、その入院生活の実態はどうなっているのでしょうか。
隠すことなく、全貌をお伝えしていきます!
結論から言ってしまうと、
治験での入院生活は、検査の時間以外本当に自由。
病室からでなければ何をしていてもOKです。
- ゲーム
- パソコン
- 音楽鑑賞
- 映画鑑賞
- 読書
全部OKです。
僕は治験期間中Amazonプライムでひたすら映画を見まくっていました(笑)
ただ、基本的にはベットの上でダラダラしている生活になるため、
翌日の仕事がものすごく大変だったことを覚えています。
また僕が今回参加した治験は、試験薬を飲んだ後数時間は
- 飲水制限(飲み物を飲んだらダメ)
- 姿勢制限(寝っ転がるの禁止)
がかかるタイプの治験でした。
姿勢制限が少しきつかったです。
しかし、入院期間中寝る場所はもちろん
食事からシャワーまで、生活に必要なものはすべて提供されます。
唯一必要だったものは、
- 歯ブラシ
- 下着(パンツなど)
くらいです。
入院期間分の着替えを持って行ったのですが、病院から病衣が提供されたため、不要でした。
入院する病院にもよるかもしれませんが、
- 歯ブラシ
- 下着
- 暇つぶしの道具
- 身分証明書
これくらいを持っていけば十分です。
治験に魅力は何といっても高収入!
今回、6泊7日の臨床試験で、負担軽減費(報酬)はなんと124,000円。
しかも、一日三食付き。
味が薄かったのが、残念ポイントですが、栄養管理された食事を一日三食しっかりと食べることができます。
ちなみに、こちらが今回の治験で提供されたお食事です。
~朝ごはん~
~昼ごはん~
~夜ごはん~
ただ、決められた時間に決められた量しか食べることができません。
少しおなかがすいてしまう場面もありました。
治験をやってみて
治験をやってみた感想は、本当にこれだけでこんなにもらっていいの?
それが正直な感想です。
採決の時間以外映画を見たり、ゲームをやってみたり
本当にダラダラと過ごしているだけでした。
あっという間に入院生活が終わり、退院と同時に122,000円を手にすることができました。
え、これだけでよいのという感じです。
また参加したいか。そう聞かれたら迷わずに「YES」と答えます。
皆さんもお時間があれば治験に参加してみるのはいかがでしょうか。
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